2017-03-08 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
私も当時、内閣官房の職員として、災害発生時、現地対策本部に要員として派遣されてその対応に当たった経験がございますが、広島も、真砂土と言われる花崗岩風化土に覆われた、まさに特殊土壌地帯に該当するわけでありまして、やはりその一例をもってしても、いまだそうした災害は発生しているというのが実際のところだと思います。
私も当時、内閣官房の職員として、災害発生時、現地対策本部に要員として派遣されてその対応に当たった経験がございますが、広島も、真砂土と言われる花崗岩風化土に覆われた、まさに特殊土壌地帯に該当するわけでありまして、やはりその一例をもってしても、いまだそうした災害は発生しているというのが実際のところだと思います。
しばしば台風の来襲を受け、雨量が極めて多く、かつシラス等の火山噴出物や花崗岩風化土など、侵食を受けやすい特殊な土壌に覆われている地帯を特土法として指定をしております。したがって、特殊土壌地帯の保全と農業生産力の向上を図ることを目的とした制度であります。 この特殊土壌地帯の指定は、岩盤の上を覆っている土壌の性質に着目して行われております。
これは主として花崗岩風化土ということで、特殊土壌地帯に属しているわけでございますが、こういったことから、地質的に見れば崩れやすいという側面は持っていると考えられます。災害直後の現地での概略調査によりますと、花崗岩風化土の個所だけで崩壊が起きたということではございませんで、他の地質の地域におきましても崩壊が起こっております。
特殊土壌地帯は、御存じのようにシラス、花崗岩風化土等の特に侵食を受けやすい特殊土壌で覆われている地域につきまして、台風の来襲を受け、雨屋がきわめて多く、災害を受けやすい地域を指定しておりまして、県または郡、市単位で特殊土壌の分布面積が大半を占める地域を指定しております。
○政府委員(柴田啓次君) 特殊土壌地帯といたしまして、シラス、花崗岩風化土、ヨナ、ボラ、コラ、アカボヤ、富士マサと、それだけのところを特殊土壌地帯としているのでございますが、先生も御指摘のとおり、特殊土壌として一番問題が多いというか、大変厄介なものというのはシラスだと思うわけでございます。
特殊土壌地帯は九州、四国、中国から中部地方にまたがり、シラス、ボラ、コラ、赤ホヤ、花崗岩風化土、富士マサ等の特に浸食を受けやすい性状の土壌で覆われ、その風土的悪条件から、台風、豪雨等による被害が特に著しく、またその農業生産力もきわめて低位なる状況であります。
御承知のごとく、特殊土壌地帯は、九州、四国、中国から中部地方にまたがり、シラス、ボラ、コラ、赤ホヤ、花崗岩風化土、富士マサ等の特に浸食を受けやすい性状の土壌で覆われ、その風土的悪条件から、台風、豪雨等による被害が特に著しく、また、その農業生産力もきわめて低位なる状況であります。
特殊土壌地帯は九州、四国、中国から中部地方にまたがり、シラス、ボラ、コラ、赤ホヤ、花崗岩風化土、富士マサ等の特に浸食を受けやすい性状の土壌でおおわれ、その風土的悪条件から、台風、豪雨等による被害が特に著しく、またその農業生産力もきわめて低位なる状況であります。
特殊土壌地帯は九州、四国、中国から中部地方にまたがり、シラス、ボラ、コラ、赤ホヤ、花崗岩風化土、富士マサ等の特に侵食を受けやすい性状の土壌でおおわれ、その風土的悪条件から、台風、豪雨等による被害が特に著しく、またその農業生産力もきわめて低位なる状況であります。
御承知のごとく、九州、四国、中国から中部地方にまたがり、シラス、ボラ、コラ、赤ホヤ、花崗岩風化土、富士マサ等におおわれた、いわゆる特殊土壌地帯は、その風土的悪条件から、合風、豪雨等による被害を特に激しく受けやすく、またその農業生産性も著しい低位をまぬかれない状況にあるのでありまして、これが対策の実施は緊急の必要があるのであります。
○衆議院議員(瀬戸山三男君) この法律の制定されたゆえんは、まあ石井委員も御存じだと思うのでありますが、大体こういう、ここに書いてありますような火山灰あるいは花崗岩風化土と、土壌が非常に脆弱な所で、しかも一面においては、土壌の性質が悪くて生産性が非常に低い、また非常に脆弱な土壌のために災害が多い、こういう所に対しては一般の現行の諸法律による対策では間に合わない、こういうことから特別な方法を研究してもらって
本法案の目的といたしますところは、現行の特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正して、同法の有効期限をさらに五年間延長しようというのでありますが、わが国の国土のうちシラス、ボラ、赤ホヤ、花崗岩風化土等のいわゆる特殊土壌地帯は、台風、豪雨等による災害を特に激しく受けておりますので、これらの地帯の災害防除及び振興をはかるため、さきに昭和二十七年四月議員立法といたしまして特殊土じよう地帯災害防除及
また林業災害におきましては、本県南部はいわゆる吉野林業地帯を形成しておるわけでありますが、地質は花崗岩風化土であつて崩壊しやすく、きわめて災害の多い状態にあるのでありますが、治山事業は二十七、八年の両年において予定のわずかに一〇%にすぎない状態であり、国土保全上まことに寒心にたえぬありさまであることを聞いたのであります。
先ほど申す通りに花崗岩風化土、これは御承知の通りに中国地方、近畿地方には実に厖大な面積にこれは亘つています。又その他の浸蝕地或いは第三紀層の土地は、浸蝕を受けやすい土地はたくさん日本にはあります。でありますから今お話の真意に触れないところのものが明文化してあるということをはつきり申上げねばならんのであります。
併しこの法案に花崗岩風化土も特殊土壤として謳つてあるからには、中国地方、或いは近畿地方も、特殊土壤の一種としてこれに類似した法案を出し得ても、仮にこの法案が通過した場合には、やはり認めねばならん、そういう結果になると思います。そうしたら又花崗岩がなくてもいろいろの特殊土壤があろうと思います。
第二條に「花こう岩風化土」とありますが、この花崗岩風化土は、中国地方とその他近畿地方の花崗岩の風化土とどこが違いますか。この物理的の結果をお示し願いたいと思います。
すなわち、地理的に台風の来襲が特に頻繁であり、地勢上豪雨がはなはだしいのみならず、その地表が、シラス、ボラ、コラ、アカホヤ等、特殊な火山噴出物及び花崗岩風化土、その他特に侵蝕を受けやすい土壌でおおわれているために年々災害が累増いたし、かつそれらの土性が農用地としてきわめて低生産性なる地域に対し、適切なる災害防除及び農地改良対策を樹立実施することにより同地帶の振興をはかり、あわせて狹小なる国土の利用及
さらに私どもが提案者として考えておる点は、鹿児島県がほとんど八五%程度、宮崎県が七五%程度、さらに火山を持ちますところの熊本県の一部あるいは大分県の一部、こういうような方面を含み、さらに広島県の花崗岩風化土のごときもこれに含むものというふうに考えておるのであります。